2013年09月09日
onegunfield裏山の天狗伝説
こんにちはonegunです。
前回話した天狗の伝説を投稿しますね
えっサバゲーと関係無いって?
んー天狗の鼻の所がちょっとM92に見えなくもないような、全然見えないようなww
(文章として残っているものをそのままうつしています。)
古き昔、この地の村は田子浦と称しこの村の地名が天保年間の頃までありました。
この話はそのまた数百年昔のことです。
どこからともわからず、村の前に大きな島が一夜のうちに流れてまいり、村はその話で大変でした。
村人達は島に入り、島を一周した所、大きな山と小さな山の二つからなっていますので双島(ソウシマ)と名前をつけました。
所が島には水が一滴もありませんので、人が住めませんでした。
その双島から、世の静けさの中美しい歌声が聞こえてくるのです。
村人達は気持ち悪がって島に近づかなくなりました。
田子の浦村の近くの山に「チノト」と言う山が有ります。
そんチノトに若い天狗が住んでいました。
その天狗の耳に、双島の美しい歌声が聞こえてまいり不思議な事だと、天狗は飛んで見に行きました所、真夜中頃、双島の大きな山の方の中ほどにワンジュウ大木がありました。
その小枝から風にのり美しい歌声となり夜のとばりの中に消えて行くのです。
天狗はその大木な下に下りました所、ワンジュウの大木から、美しい娘が現れました。
娘は天狗にここ数ヶ月水を飲んでいません、一滴の水でもありましたら飲ませてくださいと頼みました所、田子浦村の池より水を汲み、飲ませてやりました。
娘は大変喜びました。
天狗はそれから毎夜、暗闇の双島の浜辺で楽しいひとときを過ごしたのでした。
しかし、天狗はチノト山から双島のに飛ぶとき、大きな羽音をたてるのです。その羽音が田子浦村の村人達に夕闇頃と朝焼ころに聞こえます。この事がいつしか村人の噂になり、天狗が双島へ夜泊りすると言うようになりました。
この話が大峰山大権現の耳にも入りました。
権現様は、まだ修行中の天狗に大峰山に入るように命じました。天狗は娘に修行がすめば戻ることを約して大峰山大権現のもとへ行きました。
権現様から天狗道場七十二ビョウの修業を命ぜられます。
天狗は一心に修行をつみ、大天狗となり、双島の娘のもとへ帰ってまいりましたが、長い年月で島の木々は枯れワンジュウの大木も枯れていました。
その時代は天保の大飢饉のため、人々は他の地に行ってしまい、枯木灘の名の通り死の山川で一人の村人もいなかったのです。
大天狗は海岸で大石を置き霊を弔いました。
日置川から田並の海岸線に天狗が弔った大石が数千有り、今も見ることが出来ます。
双島では娘のために大きな洞をつくり、娘を弔いました。
すると、不思議な事に枯れた木々から、芽が出、花が咲き、実がなったのですが、もう娘の姿は現れませんでした。
天狗は毎日、田子浦の小高い大岩の上から娘の事を考え双島を見ていました。
天狗が村人の霊を弔ってから、枯木灘は平和な里になりました。
この話を信じる人々が天狗が、いつも腰掛けていた大岩に像をつくり奉納したものです。
壱、 村人達の霊を弔った大石は今も残っています。
弐、 双島のワンジュウの大木は今も有り、県の重要な木なっています。
参、 天狗のつくった双島の洞は、島の中央に有り県の重要な木となって
ます。
四、 天狗のこしかけは現在の像のしたの大岩の下に今も有ります。
伍、 「ワンジュウ」は黒い実のなる木、「ハカマカズラ」
六、 「チノト」は、今の江田浦の奥の一番高い山
七、 「ビョウ」は廟、祖先や偉人の霊をまつる所
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前回話した天狗の伝説を投稿しますね
えっサバゲーと関係無いって?
んー天狗の鼻の所がちょっとM92に見えなくもないような、全然見えないようなww
(文章として残っているものをそのままうつしています。)
古き昔、この地の村は田子浦と称しこの村の地名が天保年間の頃までありました。
この話はそのまた数百年昔のことです。
どこからともわからず、村の前に大きな島が一夜のうちに流れてまいり、村はその話で大変でした。
村人達は島に入り、島を一周した所、大きな山と小さな山の二つからなっていますので双島(ソウシマ)と名前をつけました。
所が島には水が一滴もありませんので、人が住めませんでした。
その双島から、世の静けさの中美しい歌声が聞こえてくるのです。
村人達は気持ち悪がって島に近づかなくなりました。
田子の浦村の近くの山に「チノト」と言う山が有ります。
そんチノトに若い天狗が住んでいました。
その天狗の耳に、双島の美しい歌声が聞こえてまいり不思議な事だと、天狗は飛んで見に行きました所、真夜中頃、双島の大きな山の方の中ほどにワンジュウ大木がありました。
その小枝から風にのり美しい歌声となり夜のとばりの中に消えて行くのです。
天狗はその大木な下に下りました所、ワンジュウの大木から、美しい娘が現れました。
娘は天狗にここ数ヶ月水を飲んでいません、一滴の水でもありましたら飲ませてくださいと頼みました所、田子浦村の池より水を汲み、飲ませてやりました。
娘は大変喜びました。
天狗はそれから毎夜、暗闇の双島の浜辺で楽しいひとときを過ごしたのでした。
しかし、天狗はチノト山から双島のに飛ぶとき、大きな羽音をたてるのです。その羽音が田子浦村の村人達に夕闇頃と朝焼ころに聞こえます。この事がいつしか村人の噂になり、天狗が双島へ夜泊りすると言うようになりました。
この話が大峰山大権現の耳にも入りました。
権現様は、まだ修行中の天狗に大峰山に入るように命じました。天狗は娘に修行がすめば戻ることを約して大峰山大権現のもとへ行きました。
権現様から天狗道場七十二ビョウの修業を命ぜられます。
天狗は一心に修行をつみ、大天狗となり、双島の娘のもとへ帰ってまいりましたが、長い年月で島の木々は枯れワンジュウの大木も枯れていました。
その時代は天保の大飢饉のため、人々は他の地に行ってしまい、枯木灘の名の通り死の山川で一人の村人もいなかったのです。
大天狗は海岸で大石を置き霊を弔いました。
日置川から田並の海岸線に天狗が弔った大石が数千有り、今も見ることが出来ます。
双島では娘のために大きな洞をつくり、娘を弔いました。
すると、不思議な事に枯れた木々から、芽が出、花が咲き、実がなったのですが、もう娘の姿は現れませんでした。
天狗は毎日、田子浦の小高い大岩の上から娘の事を考え双島を見ていました。
天狗が村人の霊を弔ってから、枯木灘は平和な里になりました。
この話を信じる人々が天狗が、いつも腰掛けていた大岩に像をつくり奉納したものです。
壱、 村人達の霊を弔った大石は今も残っています。
弐、 双島のワンジュウの大木は今も有り、県の重要な木なっています。
参、 天狗のつくった双島の洞は、島の中央に有り県の重要な木となって
ます。
四、 天狗のこしかけは現在の像のしたの大岩の下に今も有ります。
伍、 「ワンジュウ」は黒い実のなる木、「ハカマカズラ」
六、 「チノト」は、今の江田浦の奥の一番高い山
七、 「ビョウ」は廟、祖先や偉人の霊をまつる所
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